今回は、コンビニの店員さんについて、というテーマからの、「仕事を選ぶという事」についてお話ししたいと思います。
時間帯によって変わる店内の雰囲気
皆さんにとってコンビニとは、もはや日常生活に組み込まれている物で、立ち寄る事がもはや毎日のルーティンになっている人も多いと思います。
朝だけの人もいれば、仕事帰りの夜に寄る人、職場の近くにあればお昼も行く人やら様々ですよね。
ちなみに小生は朝派でして、帰りは基本スーパーに寄ります。
そんな中、たまにいつものコンビニに夜行く事があります。
その時に感じるのが、「あれ?なんか空気が違うぞ、ここ同じお店だよな?」という事です。
まあ当然24時間営業ですから、朝と同じ店員さんがいるはずが無いのは十分理解しています。
ただ、ここで言いたいのは、「この時間の店員さんの態度悪すぎじゃね?あの朝の活気はどこ行った?」です。
人によって全然違う接客態度
勤務シフトを組む上で、朝や昼の忙しい時間帯に、オーナーや店長の様な、売上や顧客満足度を意識して接客出来る人材を配置しておく事はとても重要だとは思います。
その反面、それ以外の時間帯(アイドルタイム)に入る、アルバイトの人達に対する研修や教育があまりにも手薄になっているんじゃ無いかな?と感じています。
小生も接客業に長く従事していたため、忙しい時間帯と、そうで無い時間帯のモチベーションが違うという事は良く分かります。
でも、さすがにそれを客前で態度に出した事はありませんでしたね。
やっぱり価値観や倫理観の共有が大事
偏見かもしれませんが、若い学生さんと思われる人達にこれが当てはまると感じます。
つまらなそうな顔で面倒臭そうに働いている若いスタッフさんを見ると、「ああ、非常にもったいないなぁ」と感じます。
何故なら、小生がほぼ毎日行くスーパーやドラッグストアでも同じ様な若い人達が働いています。レジはもちろん、商品陳列や補充、食品の加工等をしている姿を見かけますが、いつ顔を合わせても皆素敵な接客をしてくれます。
これって企業努力の違いですよね?
会社の経営理念や存在意義等を、従業員に対してどれだけ伝える事が出来ているか。
その事を普段から確認しているか。
運良く、そういった教育をきちんと行なっている会社で働く経験やスキルを得る事が出来た人は、今後の人生で得をする出来事がちょくちょく起こると思います。
機会損失という大きなリスク
「もったいないなぁ」にはもう一点(経営側に)あると思っていて、「あの店に行くとこっちの気分が悪くなるんだよなぁ」です。
その結果、小生としては「やめた、違う店に行こう」となってしまうんですね。
基本的に緊急性がない場合、夜のコンビニは避けてます。
これって気にしすぎですかね?
皆さんはどうですか?
コンビニのメリットって時間短縮(店内が狭いため、スーパーと比べると短時間で買い物が完了する)だと思うのですが、それをデメリットが上回ってしまう。
結局、その分の売上を取り損ねてしまう。
これは大きいと思いますね。
全部自分のせい
という訳で、ようやく本題に入ります。
今回お話ししたかったのは「なんで嫌な仕事を続けてんの?」という事です。
そもそもアルバイトにしろ正社員にしろ、奴隷の様に無理やり連れて来られて働かされてる人なんていないですよね?
どんな事情であれ、最終的には自分で決めた職場のはず。
スタート時点では、「お金を稼ぎたいのでここで働かせて下さい、お願いします」だったはずです。
それがいつの間にか会社や上司・同僚への愚痴を口にする様になり、挙句の果てには、接客業であるにも関わらずお客様にあからさまに不満そうな態度をとる。
中には、「国が悪いんだ」、「世の中が悪いんだ!」という人まで存在している。
現状維持バイアス
「何じゃそりゃ?」って思いません?
「自分で決めて今の環境にいる」という事は、もちろん「今の環境を自分で変える事も出来る」という事ですよね。
つまり、環境を変えないで文句ばっかり言っている人は、
はい!認定します。「出来るのにやらない人」です。
わかるんです、現状を変えるのが億劫なのは。
不平・不満はあるけれども今のままが楽、という事も。
ただ、そんな事では一生ストレスから解放されませんし、未来に希望も見出せませんよね。
やりたくない事をやらない
ブラック企業が無くならない一番の理由が、「被害者であるスタッフが退職しない」だそうです。
会社というのは、働く人がいて初めて成立するものなので、全員が退職すれば当然潰れるんですね。
また、コンビニの無人レジがいまいち普及していないのも、嫌々ながらでも(薄給で)働く人がいるからだそうです。
嫌々接客をされる位なら、さっさと無人レジで会計できた方が皆幸せですよね。スーパーと違ってカゴもほとんど使いませんから、袋詰めの必要もありませんし。
時代を前に進めるために、ほんのちょっとだけ努力しましょ!
時代が前に進む時には、少なからず犠牲(昨今のコロナ禍でも色々な犠牲の上で多くの事が前進しました)が伴います。
IT革命やDX、AI導入等で、「機械に仕事が奪われる」という議論もありましたが、機械に代替可能な仕事は完全に任せてしまって、人間にしか出来ない仕事にシフトしていく方がよほど建設的だと思いませんか?
そのためには、いつでも動ける様フットワークを軽くしておく必要があります。
幸い仕事に関しては、しばらく売り手市場が続く気配です。
ちょっとの努力でとても強くなれます。
まずは環境を変えてみる事から始めませんか?
というお話でした。
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