学ぶ事とお金

未来

前回は「学びを忘れずに行きましょう」という記事を書かせて頂きましたが、ちょっと抽象的でしたので、今回はそこを掘り下げて行きたいと思います。

勉強する人としない人

日本の社会人がどれだけ勉強しないかという事は前述しましたが、これは島国の国民性と教育によるもので、「皆の足並みが揃っていないと嫌だ」、「ずっと一緒(同じ)じゃなきゃ嫌だ」、「人と違うことをするのは嫌だ」という心理が働いているんだと思っています。

結局のところ、家族や友人・同僚、つまりいつも自分の周りにいる人と似たような行動をしてしまって、「あの人もやってないから大丈夫」となってしまうんですね。

まあ、「周りに引っ張られる」というところでしょうか。

ただ、これは逆も然りで、自分が属しているコミュニティが「意識高い系」の人が多い場合、「あの人がやっているから自分もやらなきゃ」「置いてかれる、ヤバイ!」となるんですね。

「勉強すれば確実に年収が上がる」という事では無いのですが、「年収の高い人は勉強している」というのは紛れもない事実ですので、少しでも危機感を持っている人は「コミュニティを変えてみる」のもオススメ(強い意志の持ち主の場合は別)です。

「勉強」について

ここで言っている「勉強」とは、将来的に収入源となる物・事に対する学びの事で、これだけ情報を入手する事が容易になった時代に生きているからこそ、「手を出さない」という選択肢は無くした方が良いと思います。

「人生100年時代」、「終身雇用の崩壊」、「少子化」、「超高齢化社会」等、インパクトのあるキーワードを並べてみました。

小生(52歳)と同世代の方々にお伝えしたいのは、これらへの対策を1日でも早く実行に移すという事です。

収入源の分散

この先まだ数十年ある人生を充実させるためには、やっぱり「お金」は切り離せません。

ただ、現状の収入源が「会社からの給与のみ」という方が大半だと思います。

現代において、これは非常に危険な事だと考えています(しっかりとした蓄えがあり、退職金も期待できる様な大企業にお勤めの方は別ですが)。

今のうちから「収入源を分散」させておく事を強く推奨します。

副業のススメ

「収入源」というと、ほとんどの方は「労働」する事によって対価を得ていますよね。

会社に時間やスキルを提供して「給与」という形で手にするもの。

つまり、「会社」という働く場所があってこそ成り立っている、という事。

もうお分かりですね。

もし、「会社が倒産したら」、「リストラされたら」、「病気や怪我に見舞われたら」、または「人間関係が面倒臭くなったら」等々、リスクへの心配事は尽きないですよね。

ここでオススメなのが、「副業」です。

安心感を手に入れる

さて、想像してみて下さい。

現状、月に一回のはずの給料日がもう一回(もちろん二回、三回もあり)あったなら。

たとえ微々たる金額でも、毎月給料日が二回(以上)あったなら。

なんか、それだけでも安心しませんか?

そうなんです。

小生が伝えたいのは、お金ももちろん大事ですが、『まずはとにかくこの「安心感」を手に入れましょう!』という事です。

選択肢を増やす

人は、安心感があれば視野が広がり、ポジティブになれると思います。

ポジティブな人は行動力がありますよね。最初の一歩が早いんです。

行動力がある人は、選択肢をたくさん持っています。

小生は、選択肢の数と幸福度は比例すると考えていて、幸せそうに見える人は多趣味だし、自分の理想を現実にする力が強い様に感じます。

何でも良いからやってみる

ここまで、「勉強」や「副業」、「選択肢を増やす」という話をして来ましたが、皆さんの声が聞こえます。

「そんな事はわかってる、ただ、何をどうやって始めたら良いかがわからないんだ」と。

それに対するアドバイスは、「何でも良いんです」です。

好きな事で食べて行く

自分が好きな事、得意な事、興味がある事、

例えば、読書や映画鑑賞、車やバイク、ゲームやスポーツ、さらにはファッションやダイエット等、本当に何でも良いんです。

それらを「掘り下げて」、「調べて」、「学んで」、他人より詳しくなれば、マネタイズのチャンスが訪れます。

さらに、「誰もやってない事をやる」「皆がやりたがらない事をやる」「皆が困っている事を解決する」でもお金になります。

もちろん、やりたい事が決まっている人は、ゴールから逆算して必要な事を学ぶだけです。

小生は以前まで、芸能人やスポーツ選手を見て、「好きな事を仕事に出来て、めちゃくちゃ羨ましい」と思っていました。

しかしSNS全盛の現代、発信力さえ手に入れる事が出来れば、誰にでも平等に、好きな事で食べて行くチャンスは転がっている事に気付きました。

ユーチューバーやティックトッカー、ブロガー等は典型例ですね。

おそらく嫌々やっている人は少数派だと思います。

とにかく一歩踏み出そう

いずれも、始めてすぐに稼げるようになるわけでは無いですが、「早く始めるに越したことは無い」という事は確かですよね。

コツコツと続けていれば、いつかは副業の収入が本業を上回る可能性だって大いにあるわけです。

一年後、今すぐ行動して経験値を貯めた人と、何もして来なかった人との差は、もはや追いつけない程大きくなっていると思います。

未来のために

我々世代の五年後、十年後、その差はさらに大きくなっている事でしょう。

定年を迎え年金を受給する立場になった時、たとえ金額が少なくても不平・不満を口にするのでは無く、我々を支えるために大きな負担を(少子化の影響で)強いられているであろう現役世代の方々に感謝をしながら、もたれかかるのでは無く、ぜひ自分の力(スキル)で生き抜いて行ける様、今から学んで行きましょう。

実は小生、偉そうに語っていますが、こんなに真剣に学び始めたのはつい最近の事です。

オンラインスクールに通い、もともと興味があったプログラミング・デザイン・動画編集・ライティングを学んでいます。

クラウドソーシングにて案件を取り、マネタイズも始まりました。

出し抜くつもりはありませんが、現時点では少数派だと感じますので、今がチャンスだと思っています。

結論

これから先の人生、おそらく数十年はあります。

ハプニングは必ず降り掛かります。

その時に、「どうにでもなる、何とかなる」、「あっちがダメでもこっちがある(リスクの分散)」と思えるのはとても心強いですよね。

新しい事を始めるのに遅いという事はありません。

皆さんにとって今日が一番若い日です。

その一歩を踏み出しましょう!

というお話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました